神楽坂おさんぽマップ

神楽坂で寺社巡り
No.3
神楽坂で寺社巡り
今回のおさんぽテーマは”寺社巡り”。

由緒ある神社仏閣が数多くある神楽坂。ぜひあなただけのパワースポットを見つけて下さい。
神楽坂マップでのコース紹介
神楽坂で寺社巡り
大小様々な神社仏閣が点在する神楽坂エリア。飯田橋の東京大神宮や神楽坂駅近くの赤城神社も徒歩圏内ですが、今回はその中間エリアをお散歩します。
神楽坂ではどんな神さまたちが街の人々を見守ってくださっているのでしょうか。
若宮町の八幡さま
神楽坂下から歩き始めましょう。坂上へ向かい最初の路地を左へ折れ、次を右へと進みます。熱海湯階段の手前を左へ、アグネスホテルに続く坂道を登ります。この辺りは小さなギャラリーや若宮公園などもあり、のんびり歩くにはもってこいのエリアです。ホテルを過ぎ庚嶺坂に突き当たると、右手が「神楽坂若宮八幡神社」です。源頼朝公により建立され、ご利益は「出世開運」。住宅街に静かに佇む清々しい社です。
花街を見守るお稲荷さま
次は見番横丁を目指します。見番(東京神楽坂組合事務所)脇にひっそりと鎮座するのは「伏見火防稲荷」。社名の通り地域一帯の火伏のご利益を願うお稲荷さまです。玉垣に刻まれた料亭の名や通りがかりに手を合わせる芸者の姿に、花街らしい風情が感じられるスポットです。お稲荷さまにご挨拶ができたら、神楽坂通りを横切り、神楽坂仲通りへと進みます。軽子坂を上り、本多横丁を右へ。
津久戸の八幡さま
筑土八幡町の交差点に着くと、石造鳥居のある階段参道が目に入ります。今から約千二百年前、嵯峨天皇の御代に創建と伝えられる「筑土八幡神社」は牛込東部の産土神。石造鳥居は新宿区内最古の鳥居で、新宿区登録有形文化財。太陽と月・桃の木・二匹の猿をあしらった舟型の石造庚申塔は、新宿区指定有形民俗文化財。唱歌「金太郎」「浦島太郎」などを手がけた作曲家田村虎蔵の顕彰碑もあったりと見所多し。春には階段参道の下から見上げる桜がとても美しい神社です。
安養寺の弁天さま
神楽坂上の交差点には、弁天さまのいる「安養寺」があります。門を入って右側、聖天堂手前に祀られているのが宝生弁財天。ご利益は芸事、学業、金運。銭洗弁天で、弁天洗心宝生水でお金を洗います。安養寺は江戸三十三観音十六番札所でもあり、本尊は十一面観世音菩薩。天台宗派のお寺です。
神楽坂の毘沙門さま
さて、最後は神楽坂の中心に位置する「毘沙門天善国寺」。ご本尊は財宝の神・毘沙門天。江戸時代から「神楽坂の毘沙門さま」として親しまれ、現在は新宿山ノ手七福神の一つに数えられています。新宿区指定有形文化財でもあり、ご開帳日は1月、5月、9月の寅の日。神社の狛犬のような阿吽一対の狛虎像「石虎」も見所のひとつ。こちらは新宿区指定有形民俗文化財です。本堂左、浄行菩薩の隣には「出世稲荷」の小さな社。こちらのお稲荷さまもどうぞ忘れずに。
おさんぽマップのコース内にあるお店等の詳細については各ライターの神楽坂散歩ブログでご紹介しております。
下記バナーよりご覧いただけます。
神楽坂まつり 商店街MAP
神楽坂さんぽ

神楽坂の一瞬

「神楽坂通り商店会からのお願い」

横丁や路地は、住んでいる方たちの生活の場です。
散策はマナー良くお楽しみいただけますよう、ご協力をお願いいたします。
また、神楽坂は伝統的に朝が遅い街です。
午前中の路地めぐりは特にお心配りをお願いいたします。